値下げは本当に必要なのか!?
こんにちは、Takenaka Shinjiです。
この記事では値下げの怖さについて書いていこうと思います。
MEGAドンキさんをはじめとする、ディスカウントストアでは、
考えられないほどの値下げが日々されていますよね。
それに影響されて、他のスーパーでも値下げして見たり、
大量入荷して見たりと、いろいろな取り組みがなされています。
しかし、値下げしているスーパーが近くにあるからといって、
負けじと値下げで対抗するというのは、果たして賢い選択なのでしょうか。
これには、『NO!』と断言できます。
これからその訳を話して行きます。
まず、大前提としてあるのが、値下げをして見ても、
ディスカウントストアには値段で勝てないという事です。
厳密には、ディスカウントストアは
『エブリデー・ロープライス戦略』というものを取り入れており、
毎日最低価格で提供することを価値にしています。
なので、顧客は迷わず、不安も抱えずたくさんの商品を購入して行きます。
しかし、スーパーなどでこれができるのでしょうか。
全店舗で値下げを導入し、これらの市場リーダーたちと争わなければ行きません。
これは不可能です。廃業になります。
価格を落とし続けられるのは、市場リーダーだけなのです。
では、一体どうすれば市場リーダーに顧客を奪われずに済むのでしょうか。
それは、価格を下げるのではなくて、”価値”をあげることなのです。
例えば、高級ホテルで出されるコーラは、
ディスカウントストアで売られている”それ”よりも10倍ほど高いです。
しかし、ホテル側は、価格で競争するのではなく、
ものすごいいい環境で、冷えたコーラを、最大のおもてなしで提供する。
という、価値を上げてきているのです。
その結果、ホテル側の顧客は、値引きを要求したり、
ディスカウントストアとは別の市場に脱却することができています。
なので、あなたがもし市場リーダーではないのであれば、
価格を下げてレッドオーシャンで戦うのではなく、
一度深く考え、”価値”をあげる方向で考えると上手くいくと思います。
ぜひ一度見直して見てください。
最後までお読みいただきありがとうございます。